愛読している『週間!木村剛』で
王子ブームに見る〝内向き社会” という記事を読んだ。
正直、ここんとこの○○王子と名をつけて
大喜びで追い回しているTVと外野の反応に
”気持ち悪い”と感じていた私です
そりゃ彼ら自身は、有望で爽やかな青年たちばかり。
素晴らしいと思います
外野でワイワイ言ってる人より、ずっと常識と良識もあるし、
何かをひたすら頑張ってるってエライよね。
それはよいんだけど・・・
だいの大人が、王子王子ってなんやのん! キモっ。
こんなデータがあります。
勝者の実学 – スポーツジャーナリスト 二宮清純氏
「夢を失った子供」は社会の「縮み志向」の副産物
「王子ブーム」に見る〝内向き社会〟このデータを目にして愕然となった。
〈多少退屈でも平穏な生涯を送りたい〉という項目で、「とてもそう思う」と「まあそう思う」が米国38.4%、中国49.2%、韓国50.3%であるのに対し、日本は61.3%。
〈自分の会社や店を作りたい〉では、先の回答が米国60.4%、中国71.8%、韓国71.9%であるのに対し、日本は33.4%(財団法人日本青少年研究所)。
日本の子供たちが、ここまで夢を失っているとは、正直言って驚きだった。「Boys be ambitious」(少年よ、大志を抱け)の言葉で知られるクラーク博士がこれを知ったら、泉下で絶句していただろう。
ユニークな日本人論を展開するサッカー日本代表監督イビチャ・オシムが自著『日本人よ!』で、おもしろい指摘を行っている。
〈若者たちは普通、金銭欲を抱くこともあれば、誰かになりたい、何かになりたい、何かの象徴になりたいといった願いを抱くこともある。サッカー選手で言えば、新聞に載りたい、テレビに映りたい、写真に撮られたい、それらが人生で大きな意味を持ってほしいといったことがある。このようにサッカーで成功したい、何かを成し遂げたいと願う選手たちがいる。また私たち全員が、子供たちや家族、友人たちの手本となれることを望んでいる。全員が人生で何かを成し遂げよう、覚えてもらおうと望んでいるのだ。おおよそ、それが世界における人間性である。(中略)
だが、日本の場合はちょっと違う。まず、金銭欲について考えてみる。もしや日本人選手は「サッカー選手」である前に、安定した生活水準を持ち、それなりの生活の糧を得てしまった「日本人」なのではないか。あるいは「サッカーのキャリア以上に人生は長い時間が流れていくものだ」と、学校でしっかり教えられているのではないか〉
学校でと言うより、親から教わってるのではと思う私は..
占いという仕事ですから、俳優志望や歌手志望の方もおり、
占いの結果が、結構見込みのある場合もあるし、
ちょうど占った時期に、好きなことを試した方がよいときもある。
けれど、チャレンジを『バカなこと』として許さない親御さんも多いです。
チャレンジし始めた我が子を見て「どうしてくれる」と
怒鳴り込まれた経験もありやもん
何があっても安定第一で、成功者には元々お金や支援者がいる
と信じこんでいる大人が多い。
世の中は、すべてコネと癒着で営まれているくらいに(笑)。
そんな話を横で聞いて育つと、自分にはそれがない=無理と、
はじめから素直に思っても無理はないと思う此の頃。
大人に夢を持って挑戦せよと強要しませんから
せめて大人の話は、子供のいないところでするのが賢明では
子供は無意識に、親に気に入られたい。親の期待に応えたい
って、思うものだと思うから・・・
コメント
ご無沙汰してました。
それって大きなことでなくても
例えば恋愛だってそうじゃないですか?
相性は?
このまま待っていていい?
結婚しても上手く行く?
み~んな、「大丈夫」なら続けようと言う「安全」第一。
これに賭けようなんていう気概はないのでございます。
chikiさん。
そんな人が多いのですが、子供というのはへんな知恵をつけなければ好奇心があるものだと思うのですよね。
打算や計算が頭にあると、実現のための知恵を見落とすような気がします。
・・・と言っても、うちのクライアントには、少ないので占いも楽しいのですが(⌒^⌒)b うふっ
夢や希望を実現するって楽しいのになぁ~[heart]
こんにちは![egao]
○○王子、今いっぱいいますね。
流行なんでしょうが、なんでも王子を付ければいいのかしら?
ちょっと疑問にも思いますが、通称よりも名前が先行した
方が本人にはいいんじゃないかと思います(誰だっけ?じゃ
困るよね)
nyanpara-rinさん。
言われている側は優秀で良識も常識もある青年達なんで
追っかけまわされても立派だと思います。エライ![egao]
ただ、新しい王子を探しては追っかけまわしている社会って、ちょっと気持ち悪いです[ase]
「別にいいんじゃないの」
って言っちゃえばそれまでなんですが[ase1]