チベット問題は平和的解決ができるか

今回はとても心配な情勢である『チベット』について。
中国の抱える問題がどんどん顕になってきました。
記者会見したダライラマ14世に対し、


 ▼は逆位置です。
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  1.金貨2▼  2.星  3.隠者
  4.剣King▼ 5.悪魔▼  6.棒A▼
  7.月  8.運命の輪 9.死神▼ 10.棒3▼
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(展開法など詳しくはHP「タロット習得」コーナーを)

まず、最終カードのみで、
『質問:チベット問題が平和的解決されるのか?
を予測すると10番には【棒3▼】です。。これは
正位置ですと「物事が双方により上手く運ぶ」様子を示し
活気に満ちて順調に発展するイメージです。

自分で何かを占った時にも、
「頑張れば物事が上手く運べる」と思って良いでしょう。

今回の場合は、逆位置ですから、
中国政府は、解決には至らない様子ですしょんぼり


>>ケルトでいう1番~6番『第一の流れ』から見てみましょう。

 まず1番:現在の状態を示すカードは【金貨2▼】です。
 これは、正逆ともに『変動』が起こる場合が多く、
 正逆を読まない私の意味では
 良い意味=嬉しい変化、ぴったりくる変化など小さな好転
 悪い意味=堂々巡りの変動 です。
 
辛島版では….
 正位置=物質的な障害、生活環境の変動
 逆位置=盗難、うわべの陽気さ、意見のくいちがい
 などをあげています。
 正逆取りでは、どちらも良くない意味の解説書が多いかな(^_^;)
 内容的には、感情よりも「現実」的な問題が強いでしょう。
 
 前後の流れは、5番の近い過去【悪魔▼】であり
 キーワードである「呪縛と解放」という流れをくむと
 やはり今回の暴動の原因は、1950年に中国がチベットに侵攻し
 長年苦しめられてきた呪縛からの「解放」だと思われます。
 このような問題を読むときに、初心者の方が迷うことバッド
「この悪魔は、中国政府ととるのか暴動側ととるのか」です。
 
 しかし、現実的に受け取ってみてください。同じです!
 チベット自治区の暴動側ならば「解放」ですが、
 中国政府と読むなら「しめつけてきた」という過去の事実。
 このような問題の場合は、恋愛と違って、
 必ずしも相手の気持ちを逆に読み違えることもありませんし、
 周囲の環境の場合も、どちらサイドの周囲というより、
 このチベット問題に対して、国際的な環境になります。

 4番の潜在意識には【剣King▼】が出ていて、
 前回の高橋尚子さんと同じ場所にコートカードですね。
 前回は「リーダーシップを取ってもらえるコーチや監督など
 頼れる存在の『不在』を秘めているのがわかります。」
 と書きましたが、今、問題とされているのは、
 『クールで一匹狼的な英断ができる人物の不在』で、
 独裁的で冷酷な判断をしがちだと言えますので
 そのようなことも影響しているのでしょうね。

 姿勢や意識を示す部分3番には【隠者】がでており
 キーワードは『冷静沈着』というイメージで
 助言を得て、中庸な解決が最善だと勧めています。
 また、隠者からはダライラマ14世のような雰囲気もしますね。 
 彼は、互いの文化を尊重するということを常に示し
 中国政府や民衆にも平和的な行動を促してきました。
 
 それでも、近い未来の6番には【棒A▼】ですから、
 まだ双方にとっての「新しいスタート」の見通しは見えず。
 これが、現在の状況といえるのでしょう。

 おさらいしますと、過去現在未来の動きは
 締め付けからの暴動、そして先はまだ見えずの流れです。
 

|では、第二の流れ「結果への流れ」7番から10番を読みます。

 6番までの前半で、まだ展望が見えないままでしたが、
 それを引きずって【】となっています。
 これは、正位置の場合『不安定、波乱含み、嘘』など
 あらゆる不穏な状況を示します。イメージしますと
 月明かりは、太陽と違って薄暗く物事がはっきり見えませんね。
 そういう状況です。混沌とした状態です。
  
 しかし周囲の環境、8番は【運命の輪】であり、
 この問題に対し周辺環境は『良い転換期』となる動きをしそう。
 これは、この問題を取り囲む状況が以前より良くなりそうです。
 国際的な流れも、この問題を解決しようと動くのでしょうか。
 中国も他国の報道陣を入れ始めました。

 9番の能力の限界や恐れるものには【死神▼】で、
 正位置=完全な行き詰まり、停滞、失敗etc.ですが、
 逆位置では、そのような困った問題が根本解決できる可能性
 となります。中国政府に「完全なる方針の一新」へ向け
 これまでの状況を変える起死回生のチャンスでもある、
 とカードは示しています。

 けれど、最終結果には「棒3▼」で、
 本当の意味での交渉や活気というものでなく、
 暴動という最悪の状態が去るだけで、内輪もめが続きそう。

 2番の助力や対処策(障害か助力)には【星】がでており、
 このような状況でも、奇跡が開ける可能性はあります。
 星には、4月という暗示もついていますから、
 一歩前進できる可能性を目指して、国際的助力も必要ですね。

……… 
  このチャンスを逃さず、チベット問題を前進させたいものです。

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