昭和ロマンの元旅館『東海館』

伊豆・大阪情報

東海館へ1年ぶりに行ってきました。
ここは、大好きで何度も行っていますが、
たまたま先日はガイドの方がついてくれた。
各部屋の材質なども詳しく教えてもらうと、
また、見るところが違って有意義だったわ。

めちゃくちゃ楽しかったです。 :うれし:
入って一番奥の部屋が、各階で一番広い部屋です。
3階まであるのですが、各部屋は違う大工の頭領が手がけ
テーマをもとに腕を競い合うように作ったようです。
書でいうと、1階は楷書、2階は行書、3階は草書のように
格式ばったつくりから、やさしいつくりに変化するようです。

廊下も、ある方向から見たら屋根付きの玄関が見え、
逆方向から見ると、飾り壁が見えるように、
廊下に沿って平行にならないよう設計されています。

こちらは、草書の部屋の障子なのに角ばってるので、
テーマに反していると思いきや・・・
テーブルのほうに座ってみるとちょうど丸く見えるのです。

すごいでしょ。本当に面白いですよ :herat1:

このテーブルは、創業当初の写真にも写っているらしく、
昭和4年から、こちらに置いてあるというのがすごい。

しかし、この凝りに凝った部屋ばかりかと思えば、
窓がない小さな部屋が並ぶ階があり、
安い部屋なのかと、ずっと思っていたのですが・・・
やっと、わかりました :らっき:

すべての部屋に玄関が付いているのに、この何もない平行な作りは、
従業員の部屋だったそうです。なるほどですね。

そして、この大き目のフロアはダンスホールですって :!:
昭和初期の旅館。どんな感じでにぎわっていたのか見てみたい。
そんな感じで知らなかったことや疑問点も多くが解決。

ガイドをしてくださった方は、お掃除もされてて
今度から私も参加させてもらうことにしました。
真夏は、蒸し風呂ですが東海館は本当に大好きやから、
汗だく上等で、頑張って掃除したいです :えへ:

こういうボランティアは、地元の人が少ないようで
松川湖の掃除ボランティアも、都会の人ばかりだそうです。
観光で食べてる町なのに、地元の方の関心は薄いみたい。
そもそも、東海館じたいも駐車場にするところだったとか。
今度、誰かがくるときは、お知り合いになりましたので、
ガイドさんに説明してもらいますねd(o゜◇゜o)

 

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