亀田世界戦判定「関係者80人」アンケート結果

お盆なだけか（？）落ち着いてきた感もある亀田さんバッシング。
ここで亀田世界戦の判定について、元世界王者やジム会長・トレーナーら
関東・関西40人ずつを対象としたアンケートの結果がでました。
結果は、42.5%が亀田の負けとしたのですが、注目すべきは、
TV観戦の多い関西勢は半分が負けと見たのに対し、会場での
観戦の多かった関東40人では、勝ちが37.5％と小差で上回ったこと。

WBAルールに準拠している日本ボクシングコミッションでは、
得点はつぎの4項目を基準として、評価、採点されるらしい。

1. クリーン・エフェクティブ・ヒット（有効であるかないかは、主として相手に対して与えたダメージに基づいて判定される）
2. アグレッシブ（攻撃的であること。ただし単なる乱暴な突進は攻撃とみなさない）
3. ディフェンス（相手の攻撃を無効にする防御。ただ単なる防御のための防御は採点されない）
4. リング・ゼネラルシップ（試合態度が堂々とし、戦術、戦法的に優れ、巧みな試合運びで自己のペースに持っていくこと

WBC審判員の森田健氏は
「パンチを受けてダメージがあるのかどうかは、近くで見ないと判断できない。
　TV観戦だけで判断するのは非常に難しい」と指摘。それを肯定するように、
ノーコメントが関東では10％だったのに比べ、関西勢では30％にのぼった。
ということは・・・・関西では28人しか答えていないことになる。。。
協栄ジムがある関西でノーコメが多かった理由は、
同じ関西のジムに批判的なことを言って、付き合い辛くなるのを避けたのか
とも一瞬よぎったのですが、それなら関東で観戦した関係者に勝ちを示す者が
多かったのは意外ですしね。そう思うと、私が邪推する付き合い云々でなく
専門家として、スポーツマンシップにのっとり答えたのかも知れませんね。
試合直後には引き分けとした元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏も、
改めてビデオで検証し直し「有効打は亀田の方が多い。１ポイント勝ち」と
判定を変えた。それほど今回の判定は難しかったみたい。
今回のアンケート結果でも、全員がビデオで再検証したわけではないし、
先に述べたように、ビデオで手数は分かってもボクシングの判定は
それだけでは難しいとな。。そう思えば、今回の判定について
素人が「おかしい」と意気揚々とバッシングして良いものかと疑う。
・・・というか、
素人なのだから分からない！　と自分を自重する気持ちがない人は嫌や。
誰かがいわれのないバッシングにさらされている時、それに便乗して
普段から好きじゃないから　「これから言葉に気をつければ？」　と、
本音を隠すように第三者的に批判するようなイヤラシサが出すぎ。
試合前には、ああいう風に批判してた具志堅さんも、試合後は
沈黙を貫いてたし、逆に亀田にエールを送る発言をしていたでしょ。
そりゃ、彼があからさまに挑戦者を睨みつけるパフォーマンスをすると
チャンネルを変えることはあるけど（笑）、周囲の大きな声を
隠れみのにして、赤信号皆で渡ると怖くない・・的に批判するって
自分のいやらしいところが全部出てしまうことやよ～。怖いわ。
ゲーテも言ってるねん。

人間は自分の周囲に対象を認めると、すぐそれを自分自身との関係において考察する。そしてそれは当然である。なぜなら対象が自分の気に入るか否か、自分を惹きつけるか否か、有用か有害か、ということに人間の運命がかかっているのだから。事物を観察し判断する際の、この全く自然なやり方は、どうしてもそうしてしまうくらいにまで容易なやり方のように思われている。けれども人間はそうすることで、無数の誤診にさらされており、その誤診がしばしば自分を赤面させ、自分の人生を辛いものにしているのである。

彼が紳士的にも見えなくても、判定をめぐる論議にそれは関係ないからね。

あるクライアントさんからメールを頂き、Blogを読んで下さっているみたいで、
「佐藤さんは王者に届かないと占い結果をメルマガにも公開しているのだから、
　彼がベルトを返上した方が良いと思うのに損得を考えない佐藤さんらしい」
とチョットほめて頂けました（？）　ありがとう。
でも、私もいつも損得を考えちゃって呆れますよ～。
道でティッシュ配りを見たら、欲しいなぁ～と微妙に近づいていったり
化粧品屋でおまけが付いたら買おうかな～という素振りをしてみたり（笑）。
でも、自分を肯定するために他者の不遇を祈らなアカンとしたら
そんな嫌なことはないわ～。人を呪わば穴二つやからね。
ともかく、発言は慎重にしていこうではありませんか？(^^)
結局、批判が盛り上がっても肯定が盛り上がっても、
皆が騒いで得するのは、TV・マスコミさんだけだって気づきましょ。

今日の1曲・・・
小学生からスポーツ万能、成績優秀、ケンカ上等だった私は（自分で言うか）、とにかく男まさりな女性がタイプ。だからスージークアトロを小学生で発見し即ハマりました。なんと言ってもビジュアルに。その後、ランナウェイズ「Cherry Bomb」が出てきた時もすぐ食いついた（笑）。この写真の子達ナント！16歳です。特にジョーンジェット（一番左）に惹かれたが、彼女もスージークアトロのファンだったと後で知る。スージークアトロについては今後書くね～。