素晴らしい『情感のギタリスト』発見

その人は沖　仁　
私が発見したのは、TV東京の『お江戸吉原事件帖』
素敵な挿入曲が場面を盛り上げてましたよ～。

その時点では彼の演奏は未経験でしたが、
ピンときた。
ジプシーキングスその他の曲と趣の違いっていうか『彼かも』と思ってん。
エンディング曲もフラメンコですっごい素敵
さすが、日本で難しいフラメンコというジャンルでメジャーデビューするだけの個性＋雰囲気をもった曲でした。
Respeto[レスペート]~十指一魂~(DVD付)

これには彼の師匠ビクトール・モンへ・セラニートとギター2本の録音も！
その作品がMaestro Serranito [duo with Serranito] (Solea)　試聴
師匠とは大好きなパコ・デ・ルシアと並ぶすごい人らしい。
こんなコメントを残してくれてます

今回、私はオキとスタジオで会い、ゆたかな創造性と抜群のリズム感、フラメンコ・ギターという難しいアートに適したテクニックをもつ、偉大な才能の素晴らしいギタリストの演奏を聴くことができました。

音色は繊細な部分、深～い叙情感のあるところ、迫力のある音色etc.
それが絶妙の沖バランスで折り混ざった神秘の世界。
フラメンコ独特の奏法も素敵で、ビジターさんも聴けますよ
『風林火山～巡礼紀～』は聴きやすいんじゃないかな。。
私は『メルチョールの家』みたいならしい曲がたまりませ～ん

最近、すごく感じるのが生楽器の素敵さ。
クラシックを聴きに行かはる方以外は感じないかもしれませんが、
NHKの歌番組は、その辺は素晴らしいです。生演奏が多い。
電子楽器との違いは、瞬間湯沸かし器と釜戸の違いでしょうか(笑)。
浪漫座別館で感動するときは、感動が自分で認識できるんだけど
生楽器で感動する時は、無意識っていうか・・・
聴いているうちに徐々に魂の奥のほうから暖められて、
『心の奥に住む別の人の感動でもらい泣き』する感じ
歌舞伎やオペラも同じような感動を得られます。
機会があれば、上京してライブを見に行くべし。

OnGenでは試聴と、3000円のCDが1500円でダウンロード購入できるよん。
1曲だけ買えたりするのもメッチャいいね

彼の日記によると….

珍しくテレビをつけてたんですが、実は日曜日っていろんな番組で僕の演奏を使って頂いてるんですね。まずテレビ東京の「ドライブ A GOGO！」。ニューアルバムからI just want you to call my nameがエンディングに使われてます。次にNHKの「ダーウィンが来た」。これは予告のコーナーで演奏してます。あとテレビ東京「音遊人　みゅーじん」の合間のYAMAHAの企業CM。ニューアルバムから”サンパブロ通りの天使達”を演奏してます。

Yahoo!ニュース記事でも「フラメンコ・ギターの沖仁がニューアルバム発売」と紹介された彼。
＊スペインレコーディング日記には、
レコーディング中の彼の心中が語られてて興味深かった。
槇原敬之さんの新譜「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」や
福山雅治さんのCDにも参加されてます。